「何度やっても売れないのはなぜ?」
売ろうとしていても売れないときに、
そこから脱すには考えて
やり方を変えるしか方法はありません。
実際に売れないときに、普通の人は
「どうすれば売れるのか?」と考えます。
しかし、“どうすれば”という質問をしていると
解決策は出にくいものです。
売れないときには「どうして売れないのか?」
と自分に質問すると、解決策は出やすくなります。
なぜでしょうか?
問題を解決するには、ブレーンストーミングを使うのが一般的です。
みんなで売れない理由を出し合って列記していくのです。
このときの質問が、「どうすれば」というものだと、
売り手本位の意見しか出てきません。
「どうして」と質問したときには、
お客が本当に感じていることに近い意見が出始めます。
その意見こそが、売り上げを伸ばすために最も近い解決策になります。
例えば、味噌屋さんの場合。売り上げを阻害している障害を書き出してみます。
・商品価格に対して、配送料が高すぎる
・使っている味噌がなくなるまで購入しない
・味噌は習慣で使うものだから、他の味噌へ変えにくい
・特典が弱い/保証をなにも付けていない
など、様々な問題点が明らかになってきます。
ブレーンストーミングで問題が明らかになれば、
売れない原因の8割は、解決されたようなものです。
あとは、その問題をひとつひとつ潰していくだけ。
そして、実際に売り上げが上がるのかを検証していけばいいのです。
仮に、それでも売り上げが上がらなければ、
再び、ブレーンストーミングをして問題点を明らかにして、
問題に対処していくのです。
この繰り返しが売り上げアップの特効薬です。
ただし、注意すべきポイントがあります。
問題点を明らかにするときに、
商品や価格だけをとりあげてはなりません。
なぜなら、商品が悪いから売れない、高いから売れない、
という短絡的な結論しか出ないからです。
すると、工夫やアイデアに対して怠慢になり、
売れない原因の真実にいつまでもたどり着くことができないからです。
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